iTunes フォルダを移動していて AdiOS が動かない場合の回避策
先日、TechCrunch Japan の記事自分のアドレス帳に秘かにアクセスしているアプリが分かるAdiOSで知ったのですが、AdiOS という便利なMac 用アプリがあります。こいつは iOS アプリがユーザの電話帳やメールのアドレス帳にアクセスできるかどうかを調べてくれます。アドレス帳データを実際に送信しているか、またどこへ送信しているか、など詳しいことはとりあえず置いといて、手っ取り早く手持ちのアプリをスキャンできます。
私もAdiOS: Say Goodbye to Nosy iPhone Appsから早速ダウンロードしてみました。ところが、懸念していた通り私の環境ではうまくスキャンしてくれません。以前、MacBook に SSD を入れてみた、作業メモ でも書きましたが、SSD に移行したときに外付け HDD に iTunes データは移動してしまったのが疑わしかったので、AdiOS.app の中身をみてみました。
ダウンロードした AdiOS.app.zip を解凍すると AdiOS.app になります。これを選択して右ボタンメニューから「パッケージの内容を表示」とすると、
このあと、iTunes というキーワードがどこにあるのか、探し方は割愛しますが*1、ファイル数が少なかったこともあり、私はたまたますぐに「script」というプログラムを見つけることができました。なんと中身は bash で書かれていました。bash 恐るべし。
その最初の実行行に
location=~/Music/iTunes
とありますので、実際のiTunes フォルダの場所に書き換えます。
やることはそれだけです。あとはそのまま実行させると、私の場合1300個もアプリがあり(!)結果が表示されるまで10分以上はかかったと思います。
警告の出たアプリの数もご想像にお任せします。テキストエディットにコピペ&PDF保存で4ページにもなりました。
以上、備忘録。