パイロット ジュースアップ 0.4mm ブルーブラックの評価
ノック式ボールペン5種類評価、2つ目はジュースアップです
自分が気に入っている顔料系ボールペン5種類の書き比べ、2本目は、これもボディと中身が一致している、ジュースアップです。ジュースアップは「激細」というキャッチフレーズのとおり 0.5mm がなく 0.4mm と 0.3mm しかありません。今回は 0.4mm となり、ほかのサンプルと条件が平等ではありませんので、ご参考までということで。
ジュースアップのペン先は「シナジーチップ」といって、通常の「ニードル(パイプ)」と「コーン」を合わせたような形状と長所(ニードルの滑らかさ&細書きと、コーンのインクフロー)を備えています。詳しくはこちら
ジュースアップ 新開発激細ボールペンの秘密 | PILOT LIBRARY |
比較項目は以下の6つ
評価の項目ですが、 私の場合ボディと中身が一致していないため、芯のみの評価となり、従って「握りやすさ」などボディに関する項目は省きます。また、紙は「コクヨ Canpus」と「ナカバヤシロジカル」の2種類、文字は「英字筆記体」「英字ブロック体」「日本語」を数行書き、その結果をもとに以下の感想を書きたいと思います。気に入っている芯(シグノ307など)との相対比較表現もあり、とします。
・滑らかさ
・ペン先制御のしやすさ
・インクの出
・発色
・裏移り(ページ裏への筆記に影響するか)
・その他の特徴
この2種類のノートを選んだ理由は、紙質が対照的だからです。コクヨはとても滑らか。ナカバヤシは少々のザラザラ感があります。
サラサクリップ結果
室温18度 湿度50% 手の状態少々悪い
・滑らかさ
滑らか。0.4mmにしては驚き。コクヨとナカバヤシでの差はほとんどなし。
・ペン先制御のしやすさ
まぁまぁ。シグノ307よりは下。ナカバヤシ上のほうが制御しすい。
・インクの出
まぁまぁ(0.5mm とは比べられない)
・発色
まぁまぁ(0.5mm とは比べられない)
・裏移り
コクヨ、ナカバヤシとも、ほとんどなし。起筆終筆で若干ある程度。
・その他の特徴
細い割に、滑らかなため、よい意味で違和感を感じる。
ナカバヤシロジカル
裏写り(ナカバヤシロジカル)ほとんどなし
まとめ
.5mm に慣れている私としては、やはり .4mm は発色と太さが物足りません。一応、巷では、ジュースアップは発色がよいと言われていますが…。
ただ、ひっかかりがなくスムースで、細い=ニードル=ひっかかる、というイメージが払拭されました。シナジーチップの .5mm というのがあれば、迷うことなく買うと思いますが、今のところその気配はありません。
今回試した商品はコレのブルーブラック↓ 私は楽天の店舗で定価(200円)で購入しました。ブルーブラックにしたのはボディの色が気に入ったからです。結果インクの色も気に入りました。
他の商品の結果
評価1本目、サラサクリップについてはこちらをご覧ください。
1本ずつ評価することにした発端はこちら。
おわりに
話題は反れますが同じパイロットのフリクションにデザインボディのものが出ましたね。従来のフリクションは機能優先で、カッコ悪いけど仕方なく使っていた感がありました。職場で指定されているところもあるみたいです。
こういうデザインものがもっと出てくれるとうれしいですね。これもすごくカッコいいってわけじゃないですが…(ごめんなさい)。
今回もお読みいただきありがとうございました。