動画を音声に変換するフォルダーアクション2016年版更新の件
3年前のフォルダーアクションが動かなくなりました
2016年に作ったフォルダーアクションがどうも、ここ数ヶ月前から動かなくなったので、作り変えました。何が変わったんだろう? Automator アプリもところどころ英語表記になっているし。
通例では MacOS をバージョンアップすると、必ず Automator のアクションを一通り見て、何か新しいものが追加されていないか確認するのが楽しみだったのですが、ここ1年ほどはそれをサボっていました。
まず、フォルダーアクションを確認しようと、フォルダーの「フォルダーアクション設定...」を選ぶと、こんなアラートが出ます。以前は出なかったよなぁ。
最近の OS に詳しくないので、このアラートの意味がわかりません。ちょっと調べたのですが、必ず出るものらしいです。ググっただけなので、ちょっと自信ありません。というわけで、今は放置。
ちなみに、設定>>セキュリティとプライバシーの中のオートメーション>>FolderActionDispatcher.pp のスイッチをオンにしても状況は変わらずでした。
動画→音声変換フォルダーアクションの更新
さて、これが2016年版のフォルダーアクション。
Evom というアプリに、ffmeg が同梱されていたので、それを転用させてもらい、動画ファイルを音声ファイルに変換するスクリプトを書きました。
そして、これが今回変更したものです。「Encode media」とその名の通りのアクションがあったので、それを使いました。
これは動作しましたが、今度はこんなエラーが出ます。
結果的に、音声ファイルは作られました。
しかし高音質(今回は256Kbpsでした)でビットレートを選べません。変換時間はかなり速いです。
あのエラーは、Automator の アクションプログラムから出ているんでしょうね。なんとなく、Automator のメンテナンスがおざなりにされている感があります。
そういえば、動画ファイルを選んだときのコンテキストメニューにある「選択したファイルをエンコード」の中身は Automator のワークフローではないかと思っています。エラーが出ないのは、バージョンが違うからなのかな?と勝手に解釈しています。
根拠は、実行時に歯車のアイコンがメニューバーに表示されることと、出来上がった音声ファイルの大きさやビットレートなどの属性が同じだからです。
結局 音声エンコードのプログラムは
一番使い勝手のよかった Evom は Catalina では使えなくなるし、コンテキストメニューにある「選択したファイルをエンコード」や、今回作成したフォルダーアクションでは品質が選べないし、どれも一長一短です。私はまだ Mojave で、Catalina は様子見ですが、Catalinaにしたとき、エンコードユーティリティに何を選べばいいか、調べていかなければなりません。
どなたか何かよい案がありましたら、お教えください。よろしくお願いいたします。