シグノ307 0.5mm in シグノRT の評価
だいぶ間が空いてしまいましたが…最後の1本。
ノック式ボールペン5種類評価、5本目はシグノ307です
自分が気に入っている顔料系ボールペン5種類の書き比べ、最後の1本です。今回もボディと中身が違います。中身がシグノ307 0.5mm ボディはシグノRT です。
シグノ307ついては、以前こちらの記事で書いています。
芯の型番は
UMR-85E(黒、赤、青)
になります。
シグノRT、RT1用の UMR-85N と紛らわしいのでご注意を。
ゲルインクボールペン 替芯 | ボールペン | 商品情報 | 三菱鉛筆株式会社
型番もそっくり、シグノという名前がついていますが、インクはまったく違う発想のようです。ボディ形状も似ていないのに、なぜにシグノシリーズなのか不明。
ユニボール シグノ 307 | ユニボール シグノ ノック式 | ゲルインクボールペン | ボールペン | 商品情報 | 三菱鉛筆株式会社
自分は長いこと、シグノRTに純正の芯(UMR-85N)を入れて使っていました。307を試そうと思ったとき、307のボディの先端が RT よりも丸かったので、芯のみ購入し、RTのボディに入れて使い始めました。インクが RT より鮮明だったのを覚えています。
比較項目は以下の6つ
評価の項目ですが、 私の場合ボディと中身が一致していないため、芯のみの評価となり、従って「握りやすさ」などボディに関する項目は省きます。また、紙は「コクヨ Canpus」と「ナカバヤシロジカル」の2種類、文字は「英字筆記体」「英字ブロック体」「日本語」を数行書き、その結果をもとに以下の感想を書きたいと思います。気に入っている芯(シグノ307など)との相対比較表現もあり、とします。
・滑らかさ
・ペン先制御のしやすさ
・インクの出
・発色
・裏移り(ページ裏への筆記に影響するか)
・その他の特徴
この2種類のノートを選んだ理由は、紙質が対照的だからです。コクヨはとても滑らか。ナカバヤシは少々のザラザラ感があります。
シグノ307 0.5mm 芯 結果
ここから
室温20度 湿度60% 手の状態まぁまぁ
・滑らかさ
インクの出がよいせいもあると思うが、とても滑らか。紙質に関わらず。
・ペン先制御のしやすさ
とてもよい。滑らかさはあっても、滑るということではなく、適度な摩擦があるので、制御しやすい。シグノRTボディとの相性がばっちりで、ペン先がよく見え、視覚的にも制御しやすい。
・インクの出
非常によい(シグノRTの芯である UMR-85N より出がよい)。
・発色
墨で書いたかのような黒々した色。ここが UMR-85N との大きな差。エナージェルよりは少々抑え気味。
・裏移り
コクヨ、ナカバヤシとも、裏移り若干あり。エナージェルほどではない。
・その他の特徴
特に非が思いつかないほど、どの項目も完璧に感じる。いつ、どの紙に書いても、書き心地が同じで、書いていて楽しい。
こちらは裏移り
コクヨCanpus
まとめ
私はシグノRTに出会って感動しましたが、シグノ307 in シグノRTボディを試したとき、もっと感動しました。こんなに書き心地が良く、安定しているゲルボールペンに出会ったのは初めてです。できればすべてのカバンに1本ずつ入れておきたいところです。
何が違うかというと、「滑りすぎず、なめらか」なので、ペン先を制御しやすいというところでしょうか。個人差もあるでしょうけれど、ボールペンにこだわる人には、ぜひ勧めたい組み合わせです。
ただ、近所の文具店であまりみかけないのが残念です。入手方法については、のちほど書きます。
他の商品の結果
評価1本目、サラサクリップ
2本目、ジュースアップ3本目ジュース in ジュースアップ
4本目エナージェル in シグノRT
1本ずつ評価することにした発端はこちら。
おわりに
ここまでこだわると、替え芯のみ入手するのが大変だったりします。近所の文具店では、シグノRT、RT1用の芯 UMR-85N しか置いていません。
割引はなく定価になりますが、私は、楽天のこちらのお店から通販購入することがほとんどです。ここは300円以上で送料無料になり、大変良心的です。梱包も丁寧すぎるほど丁寧。
UMR-85Eはこちら。
通販だと納期はかかりますが、たいがいの替え芯は手に入りますので、便利です。見ていて楽しいですしね。
今回もお読みいただきありがとうございました。