High Sierra 10.13.1 x iOS11.1 で改善したこと

引っぱりに引っぱって、やっと昨夜 Sierra から High Sierra 10.13.1 にアップデートしました。MacBook Air13 Early 2014 です。

大きな改善点、問題点は、他のサイトでレポートされていますので、ここでは主に自分が普段使う機能の確認など重箱の角的なものを書きます。

最初から文字通り「ぎゃっ」となったのは、High Sierra 10.13.0 と同様、 Wi-Fi が繋がらなかったことです。SSIDを削除して、作り直してもだめ。

エラーとしては「Wi-Fi には接続していますが、ネットに接続していません」だったか、ちょっとうろ覚えですが、青に点灯するはずのインジケータが黄色になっていました。

iPad で検索したら、同様の不具合報告がありました。

10.13 High Sierra Wi-fi issue | Official Apple Support Communities

How to Fix macOS High Sierra Problems

これを参考に、SSIDを削除後、再起動、新しくSSIDを設定（DNSは念のため8.8.4.4）で繋がりました。

High Sierra 10.13.0 でもそうだったのですが、余計な SSID が初期値で入っていました。これは何なんでしょうね？「Apple demo」「Apple store 」の2つです。揚げ足取るみたいなので貼り付けて忘れます。

なんぞや？

さて、 Wi-Fi は解決しましたので、やっと iCloud の確認です。High Sierra 10.13.1 <=> iOS11.1 間で iCloud 同期は改善したでしょうか。

以下、メモ.app の表作成機能で作ってみました。アプリ名、状況、Sierra x iOS10.3.3 との比較、の順です。

ユーザ辞書の同期問題は、High Sierra 10.13.1 で改善される予定でしたが、ダメでしたね。

「メッセージ」ですが、High Sierra から、すべての iCloud機器（＝Mac 、iPad、 iPhone）間で「メッセージ」が同期されるようになりました。今までもできていたんですが、今回「正式」になったので、信頼性が増したということでしょうか。

それで気になったことがあります。画像やURLを送った場合のサムネイル画像が、全 iCloud 機器で保存されることが気になります。iCloud上にもあるので、端末からは古い順に消去とかしてくれないのでしょうか。これもサポートについでに聞きたい点です。

「メール」と「写真」は使っていないため、レポートできません。

iOS11.x ですでに搭載されている機能ですが、日本語モードでも簡単に英単語をタイプできるようになりました。結構感動します。

これは改善と言えるのかどうかはまだわかりませんが、Safariから共有で貼り付けたWebサイトのサムネイル画像が大きく表示されるようになりました。慣れないせいかあまり格好良いとは思えません。

悲願だった「タイトルにフォルダ名表示」がサポートされ、iOSと同等になりました。

これは、全フォルダの親になる「（iCoud ）のすべて」というフォルダを選んだときと、検索結果の一覧で表示されます。特に検索一覧でせっかく見つけたメモが、どのフォルダにあるかが分からずお手上げだったので、これは本当にありがたいです。

iOSとGUIが同じだけで、精神的な安らぎを覚えます（大げさだけど、本当）

こちらは Sierra のときの検索一覧

これは目をつぶってもよいことですが、ファインダのサイドバーの表示順がバラバラになってしまいました。何かこの辺もいじった＝改善された点があるのでしょうか。

普段自分が使っているアプリや機能だけの検証ですので、偏った報告ですみません。

でもこうして、使い倒している機能の改善や改悪に一喜一憂している自分って、やっぱりひとりの Apple ファンなんだなぁって思います。

ろばの穴・別館 Annex