ろばの穴・別館 Annex

アップル製品への熱い想い & PCガジェット全般のメモ

MacOSX - スクリーンショットの保存場所

Macスクリーンショットの保存場所で、久しぶりにはまったときのメモです。

スクリーンショット保存場所の変更方法

保存場所のデフォルトはデスクトップです。

パスでいうと

/Users/(ユーザ名)/Desktop

で、これは FAQ のようですね。

 

これだと、デスクトップにボトボトとスナップショットが散らばっていくので、たいがいの方は、保存場所を変更されているのではないでしょうか。

 

変更する方法はいくつかあって、

 

■ Onyx という、普通は変更できない細かい設定をいじれるユーティリティを使う Titanium Software - OnyX 
onyx-logo

■ ターミナルを開き、defaults コマンド を使う
たとえばユーザ「Donkey」がデスクトップの「ScreenShot」というフォルダに保存したいならば、以下のコマンドを実行します。

$ defaults write com.apple.screencapture location '/Users/Donkey/Desktop/ScreenShot'
$ killall SystemUIServer

 

■ イメージキャプチャを使う方法もあるのですが、これはちょっと面倒なので割愛。

 

スクリーンショットのファイルが見当たらなくなった

手っ取り早く、メモを取る代わりにスクリーンショットを撮ることが多いのですが、最近になって、突然、このファイルが行方不明になりました。いつもの場所に保存されていないのです。

 

そういえば今月になって、High Sierra へのアップデートに備えて(まだ様子見)、DropboxGoogleドライブなどファイルへアクセスする系のアプリをアップデートしたのと同じタイミングだったと思い当たり、Dropbox フォルダを開けてみました。やっぱりDropbox 直下「スクリーンショット」というフォルダに保存されていました。

 

Dropbox の「スクリーンショットを共有」にチェックが入っていた

Dropbox の設定で「スクリーンショットを共有」がオンになっていると、Dropbox フォルダ内の「スクリーンショット」というフォルダに保存するようになるようです。今回の Dropboxアプリのアップデートで、初めて気がついた設定で、最初からオンになっていたような気がします。

スクリーンショット 2017-10-07 12.09.12

この設定は、なぜか、上記の方法の設定より優先されるようです。というのは、 Dropbox の設定で「Dropboxスクリーンショットを共有」にチェックを入れた状態で、「com.apple.screencapture location」の値を確認すると

$ defaults read com.apple.screencapture location

~Donkey/Desktop/ScreenShot

となり、上記の方法で設定したまま(例えば「ScreenShot」)変わっていません。

 

念のため Dropbox を終了させてみると、また元の「com.apple.screencapture location」の値の場所に保存されるようになります。

 

以前からこの設定があったかどうか覚えていないのですが、もしスナップショットが思った場所に保存されない場合は、Dropbox の設定が原因かもしれません。

 

他のファイル共有系サービスでも同じような設定があるのかもしれませんね。

 

ちなみに現在使ってる Dropbox のアプリは、最新の 35.4.20 です。High Sierra へのアップデートに備えて、10月5日にダウンロード&アップデートしたものです。