iOS 11.x 考 Flickrなど外部サービスとの共有
これは iPhone で撮った写真を直接 Flickr にアップロードしたくて調べたときのメモです。
iOS11 で外部サービスとの「共有」設定がなくなった
iOS10 までは「設定」の中に、Flickr、Twitter、Facebook、Vimeoなどとの連携(共有)設定がありました。ところが iOS11 ではそれがごっそり消えています。
iOS11 で iPhone の写真を外部アプリに渡したい
iPhone の写真アプリには、もともと外部アプリに渡す機能があります。これは「共有」と呼ぶそうで、「共有拡張機能」を提供しているサービスに写真を直接投稿できるのだそうです。
このボタンです。
実は今までその機能を使わずに、一旦 Mac に AirDrop などで写真を転送、必要なら編集後、Safari で Flickr にアップロードという手順を踏んでいました。
ところが最近プリンタを買い換えて AirPrint を使えるようになったのがきっかけで、遅ればせながら、写真を外部サービスに直接アップロードする機能を使ってみることにしました。iPhone はまだ iOS9.x でした。
Mac に取り込むにしても、DropBox や iCloud を経由するほうが AirDrop よりラクです。そして Flickr にも直接アップロードするようになりました。
「共有」で Flickr を選べるようにする
さて、iOS11 についての昨日の記事を書くために、iPhone のスナップショットを撮ったとき、すぐさま編集できるようになったのを知りました。おぉ、これでますます便利になったと思いきや、写真アプリの「共有」で Flickr が出て来ません。
ここは Flickr のクライアントアプリを使うしかないかな、と思いましたが、ご存知のとおり日本のアカウントだと App Store からFlickr 純正のクライアントアプリはダウンロードできません。純正以外のアプリもいくつか試したものの使いやすいものが見つからず。仕方なく、米国のアカウントで純正クライアントをダウンロードしてみました。
すると、写真アプリの「共有」で Flickr が選べるようになります。
それでわかったのですが(わかるのが遅いのですが)、「共有拡張機能」を提供しているサービスのクライアントアプリ(Pinterest とか Twitter とか)がインストールされていれば、「共有」の上の段で選べるようになるのですね。
あとは、アルバム名や共有範囲(プライベートか公開か)を選んで「Save」を押せば、選択した写真をアップロードできます。
* 米国 App Store のアカウント取得については、ぐぐってみてください。
ちなみに、Macに取り込んだ場合、よく編集に使っていたアプリはこの2つです。
なんだか面倒なので、ここのところはiPhoneで撮影、iPhoneで編集、Flickrにアップロードという手順です。