ろばの穴・別館 Annex

アップル製品への熱い想い & PCガジェット全般のメモ

今年の手袋は静電除去糸で加工してみた

2017年冬版はこちら
2017年冬のスマホ手袋は「てぶタッチ」を使うことにした - ろばの穴・別館 Annex

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2010/11/12追記 iPhone用手袋リベンジ-スタイラスペンをくっつけてみた - ろばの穴・別館

病気(膠原病レイノーが出る)のため絶対に手足を冷やせない。だから指先が開いた手袋はどうしても使えない。夏でも西友で買物するときは手袋してます。

というわけで、iPhone を手にしてから毎冬、手袋をどう加工しようか、あれこれ考えておりました。昨年はスタイラスの先端を薄く切って、手袋の指先をサンドする形で短い針で留て使っていました。いまいち違和感あるし、針が突き抜けるときがあって痛かったりかなり不満でした。

今年は、ライフハッカー静電気防止袋はタッチスクリーンに反応する素材だったという新発見 : ライフハッカー[日本版]この記事を見て、早速旦那に余ってる袋をもらい、こんな風に加工してみました。

▼ 年季はいって毛玉ついてますが、何か?


一応 iPhone の操作可能です。操作性は満足。でも格好わるいし、いまいち実用性に欠けるし、これも不満でした。


そんなところに旦那がこの記事を教えてくれた。
タッチパネル用「導電糸」を計り売り、手袋のままでiPhone操作

え?あの静電気除去糸が1Mで100円? これは面倒だからと先延ばしにしていたのをやっぱりやるしかない、と腹をくくり、先ほど前から持っていた糸と針などを出してきて、試しに例の古い手袋を加工してみました。

まず、静電除去糸。私は2種類持っているんですが、どこから買ったか失念しました。確か楽天の手芸屋さんだったと思います。

1つはフジックスの「せいでん」というミシン糸

【フジックス】せいでん(制電性ミシン糸)

【フジックス】せいでん(制電性ミシン糸)

価格:462円(税込、送料別)

もう一つは、もう売ってないようですが、クラレの「エレカット」

ふさふさを作って安全ピンでフリースの服の裾やバッグなどにつけてパチパチ予防に使っていました。

同じお店ですが、Amazone でも売ってますね。

フジックス 〔#黒〕せいでん除電糸 制電性ミシン糸
フジックス 〔#黒〕せいでん除電糸 制電性ミシン糸

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by G-Tools

200mで300円ぐらいだったんだけどなぁ…。太さは分かりませんが、1Mで100円はちょっと…

で、

■用意するもの(100均で手に入りますが、家庭の主婦にお願いすれば出てくるものばかりです)

  • 縫い針(できれば刺繍用が、穴が大きくて使いやすい)
  • 糸通し(すっごく器用な人はいらないかも)
  • はさみ

■加工方法
適当ってば適当なんですが、糸が細いのでできるだけ糸が密になるように、そして手袋の表と裏をぐるぐる縫うことで間接的に指とタッチパネルが触れるようにするだけです。

  1. 糸を1Mぐらいの長さに切って、何度か折り畳み、20cmぐらいの長さまで重ねる。
  2. 糸通しで、針の穴に通す。
  3. 手袋の指先=タッチパネルを触るときに当たる部分約1cm四方を何往復もぐるぐる縫う。
  4. 糸の後始末は適当でOK(手袋が伸縮素材だから)。

写真ではこんな感じです。

▼ 糸通しで針に糸を通す

▼ 目的の部分からちょっと離れたところに最初の1針を差し込むのがコツ(結び目は作らない=ゴロゴロするから)

▼ 適当に生地に対して斜めに何度かステッチ

▼ もう1度新しく糸を用意し、上から重ねてステッチ

▼ 糸が短くなり過ぎたときは、糸通しが活躍します。ニット系の生地であれば糸通しが簡単に通ります

なんかあまりきれいじゃないですが、私が不器用だからです。でも別にこれでいいんです。ちゃんと操作できれば。

Android (HTC-03A)と iPhone3GS では動きました。ぐっと押さえるようにしないと反応遅くなります。ピンポイントで尖った部分を作っておくと(ぐるぐる何度も重ねて)入力操作もしやすくなります。