自分の身は守らなきゃ
我々は監視されている
なーんて書くと、とうとう薬のせいでおかしくなったか!と思われそうだけど、本当にそうかもしれない。っていうか、抗うつ剤がすっきり切れたなんて10年ぶりぐらいだし、なんとなく性格が悪くなったような気がするのも、生来の性格に戻っただけかもしれない。
相変わらず昼過ぎから夜にかけて身体は重だるく、手足の関節は痛だるく、指は浮腫んで、しかもアカギレまでできている。18日に通院なのだけれど、正直に先生に話すしかないだろうなぁ。薬=ステロイド、どうなるんだろう…。
Flashの秘密クッキー
「監視」の話だけれど、最近こんな記事が話題になっている。
ユーザーが制御できない「秘密cookie」、半数強のサイトが利用 - ITmedia News
ブラウザのクッキーを利用して、我々の情報を次回訪問時まで保存しておいてくれたりするよい使い方もあるけれど、企業のサイトはこれをマーケティングに利用しているのが普通だ。だけど、クッキーは4Kしか保存できないので、1日中ネットサーフィンしているような人のブラウザでは流れていってしまう可能性もあるし、セキュリティに敏感な人はクッキーを保存しない設定にしている場合もある。
ところが、この記事を読むと、動的なページが作れるので昔から流行っているFlashのクッキーを使うと、100Kまで保存できるし、ユーザーがプライバシー設定をコントロールする手段は存在しないとされている。私が調べたところだと、ユーザがFlashクッキーを保存しない設定方法はほとんど知られていないけれど、あるみたいだ。ただし、ブラウザの設定からはできない。
Firefoxでは「Better Privacy」というブラグインが評判いいらしい。それ以外の人は、
Global Storage Settings panel
このページを使っているブラウザで開き、設定マネージャというのを表示させる。「サードパーティ製Flashコンテンツにコンピュータ上のデータを格納することを許可します。」のチェックボックスをはずす。へー「許可」がデフォルトだったんだー。ちなみに右から2番目のタブを見ると、今まで「勝手」に保存されていたFlashクッキーの一覧が見られます。怒りを込めて消去。
Flashをオフにするのが安全なんだけど、YouTubeは見たいしねぇ。
行動ターゲティングとad4U
このFlashクッキーはたぶん「行動ターゲティング」という目的に使われるんだと思うけれど、同じ目的でちょっと前に話題になったのが「楽天ad4U」。仕組みをよく知らなかったので、今回ついでに勉強してみた。
行動ターゲティング広告はどこまで許されるのか インターネット-最新ニュース:IT-PLUS
ここの高木浩光さんの記事はとても分かりやすいのでお勧め(高木浩光さんはすっごいねちっこいのだけれど、徹底的に悪(間違ったこと)と戦ってくれるので私は好きだ)。ブラウザのバグをついた仕組みなんだけど、とても巧妙&悪どい。それに丸裸にされた気分になると思う。
ちなみにこれも今出回っている実装はFlashを使っているものなのでFlashを切れば防げる。私はそこまで神経質じゃないんだけど(エッチサイトとか見に行かないし、マーケティングされてそれで物を買ったという経験もないし)旦那はとことん情報流出やコントロールされ感を嫌うので、YouTubeを見るときだけ違うブラウザを使い分けている。