OSX付属のアプリを活用したい！(9) プレビュー.app カラー調整「スポイトツール」

他のレタッチソフトを使いこなせた経験がないのですが、ホワイトバランスの調整がこんなに簡単にできるなんてすごい。それも純正の「おまけ」のようなアプリで…

補正前と後の写真です。確かにこれを撮影したときは、夕日が照っていましたが、その感じがわかります。

Bスポイト1調整後

ホワイトバランスがうまくいっていないな、と思ったら、この機能を使うとよいです。いつから追加された機能なのかわかりませんが、OSX10.5 Leopard にはまだなかったようですね。

Bスポイト1調整後

ツールメニュー >> カラー調整… でカラー調整のパネルを表示すると、左下にスポイトのアイコンがあります。これをクリックすると、

色かぶりを除去するには、写真の中で色かぶりのないグレイまたは白のポイントを選択します

という表示が出て、カーソルがスポイト形に変わります。

Bスポイト1調整後

なるべく実際に白かったところをスポイトでタッチします。すると、色温度などが自動的に調整されて、実際の色に近い写真になります。

プロ（or マニュアル）によれば、写真を撮るとき、白いものを一緒に写しておくと、あとで補正がラクって聞いたことがあるので、GUI は別としても同じことがレタッチソフトでできるんでしょう。

以下は今まで試してきた「ぼかし」が入れられるアプリです。

今、主に使っているのは FireAlpaca です。

ほかは、「ぼかし」が荒すぎて使いづらいのです。「モザイク」といったほうが正しいですね。どちらを使うかは好みなんでしょうけれど。

FireAlpaca は割と直感的に使えるお絵かきソフトで、レイヤーも使えます。そして、こんな高機能なのに、無料です。「ぼかし」機能しか使っていないのは罰当たりなことですね。

写真レタッチはド素人です。でもプレビュー.app を使うと、まぁまぁ人様に見せられる写真に加工できるようになりました。これって「写真.app」の進化のおこぼれだったりするんでしょうか。写真.app をある時期からまったく使わなくなってしまったので、わかりません。

写真.app になる前「Photos.app」でしたっけ？の頃から、ライブラリを管理するのが面倒になり、水平を補正するときにだけしか起動しなくなりました。その水平補正もプレビューでできちゃうことがこの記事書いててわかったし*1。

管理は「写真.app」を使わずともファインダでこと足りているし、加工についても「ぼかし」以外はほとんどやりたいことができています。

起動も操作も軽いプレビュー.app をどんどん使いましょうよ。何より無料だし。Apple 純正のアプリですから。

次回以降は、プレビュー.app の PDF 機能にいきます。

きょうもお読みいただきありがとうございました。

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