感動の ジュース in ジュースアップ 或いは Juice.5 in Juice up
ボールペンの話題です
タッチペンのことではありません。まったくのアナログな話題なのだけど、滅多にない感動だったので、その備忘録。
現在、筆記(主にペン習字と英語筆記体)に使っているボールペンは、主にこの2本。
ここ数年で数十本は試したであろう中から、厳選に厳選を重ねてこれらに落ち着いた。
色々試しているうちに徐々にわかってきたのだが、個人的にボールペンに求めるポイントは
- 滑りすぎず、引っかかりすぎず、適度な摩擦で速度をコントロールできること
- 書くときにペン先が見えること
- インクの発色がよくて見やすく美しいこと
- グリップが細すぎず、滑り止め加工があること
シグノRT 命
この条件をほぼ満たしたのがシグノRT というノック式のジェルインクボールペン。太さは 0.5mm。ここ1年ぐらいはこれに落ち着いていたが、一方でジュースの発色と書き心地も気になっていた。ただ、ジュースのボディは先端が太く、書くときにペン先が見えづらいのが気に入らなかった。
ところが最近になって、ジュースの後継品でジュースアップというのがあるのを知り、試してみたところ、先端が金属でほっそりとしていて、書くときのペン先がとても見やすい。
ただしジュースアップは「極細で滑らか」というのが売りで、0.3と0.4mmという極細(メーカーは激細と言っている)のニードルチップ芯しかない。
上:ジュースアップ、下:ジュース ジュースアップのボディは先端がスリム
自分は、0.5mmより細い、しかもニードルチップの芯は苦手だ。カリカリとして、線も細く、存在感が薄い文字になってしまう。小さな手帳にびっしり書き込みたい、または精緻なイラストなどを描きたいといった用途に向いているのだろう。
ボディと芯の着せ替えという文化
ボールペンの芯には、一応規格というのがあるらしく、同じ型どおしであれば、ボディと芯を着せ替えできる。そういう文化があることを3年ほど前に知った。
こういうまとめサイトまである。
リフィルの互換性 - ボールペンManiax
たとえば高級ボールペンのボディに、お気に入りの替え芯を入れて最強の筆記具にすることもできる。
着せ替えについては、いろんな方が記事を書かれている。
こうなったら単色タイプでノック式のボールペンを自分仕様にしちゃう。 | ぴらめこな生活
JIS規格「ゲル J/K/L互換リフィル」で、大人のボールペンを作る | noguchan's blog - Photo's LIFE
この方の記事では、ジュースアップの芯が入るボディをピックアップしている。
買ってみた&替えてみた(パイロットジュースアップ) | 文帖
それで、ジュースアップのボディに、ジュースの芯を入れることにした
本来ならシグノRTのボディにジュースの芯を入れて使いたいところだったが、ジュースの替え芯は手持ちのボールペンとは互換性が全くなく、泣く泣くジュースのまま使っていた。しかし同じパイロット、しかも後継品だったら、芯も互換性があるのでは?と試しに入れ替えてみたらピッタリだった。こんなに嬉しいことは最近なかったかも。
おまけ=インクの発色について
リフィルの型番は上から
- UMR-85n
- LP2RF-8EF-(B・R・L)
- LP3RF12S4-(B・R・L・BB)
シグノRTはシグノRT1という後継品があるが、この2つは見た目が全く違うので分かりやすい。RT1 はスタイリッシュだけれどボディが細すぎて好きではない。やはり RT が一番書きやすい。替え芯は共通の「UMR-85n」。
リニューアル前のシグノRT と スタイリッシュなシグノRT 1
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